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疲労も肥満も簡単リセット!! 足ツボ刺激で健康改善

Bynikkansan

8月 23, 2016

誰もが毎日使っているのが、足の裏。ここに体中の内臓がギッシリ詰まっていることを知っていましたか?目や鼻はもちろん、胃や大腸、小腸からすい臓、腎臓、十二指腸、心臓と何十もの臓器がビッシリ。足裏のツボを刺激することで、それぞれの内臓に反射するように症状が改善するといわれているのです。足裏のツボを刺激するだけで、疲労も肥満も簡単リセット。さあ、今日から足裏刺激で健康改善に取り組んでみませんか!

 

 

4000年前のエジプトで足裏マッサージ!

足裏ツボのマッサージの発祥は、世界の古代にまでさかのぼる。中国5000年前の最古の医学書「黄帝内経」には足裏の記述があり、エジプトでは4000年以上前の壁画に当時の医師たちが足や手を揉んでいる姿が描かれている。インドではブッダの足の裏の「仏足石」に描かれている図柄が人の内臓を表しているとの説もある。インドから伝播した「仏足石」は日本各地でも見られている。太古から世界の各地で「足の裏と体には強いつながりがある」と見られており、医学的見地からも現代に脈々と受け継がれている。

 

 

足の裏に広がる内臓地図 いつでも簡単、「押せば命の泉湧く」

足の反射区図

 

マリリンモンローさんを指圧して一躍有名になった故波越徳治郎さんの名セリフ「押せば命の泉湧く」。足の裏の各部もまさに、押せば命の泉が湧いてきます。足の裏には、図にあるように実に細かく内臓の反射区が分布しています。このツボを押せば、あたかも反射するように各内臓の症状が改善され、命の泉が沸き上がってくるのです。

 

「反射区」は、アメリカの医師が考案したといわれており、東洋医学のツボとは一線を画しているようですが、ここでは判りやすく反射区もツボと呼びます。このツボを刺激すると、それぞれの内臓に反射するように症状が改善するといわれているのです。

 

 

足の裏には上半身の臓器がビッシリ指でもツボ押し棒でも、カンタン健康改善

上の図は代表的な足裏の反射区図。分かりやすいように体の部位別に表にしました(左図)。足の指のゾーンには、鼻、目、耳、側頭、脳下垂体、首など人の「頭」の部分が集まっています。足の指の付け根辺りにはリンパ腺、僧帽筋、甲状腺、肩、食道、肺、心臓と体の「胸」のあたりの部分が分布し、その下の足裏のまん中あたりは、副腎、大腸神経叢、すい臓、腎臓、脾臓、大腸、小腸と、「おなか」の臓器が並び、かかと部分には直腸、肛門、生殖器、坐骨神経、痔疾など「おしり」の部分が詰まっています。

 

足の指が頭、足の付け根からは首や胸の上半身、真ん中あたりの土踏まずはおなかの中。そしてかかとにいくとお尻周辺。つまり、足の裏にはちょうど頭からお尻までの内臓のツボが、指からかかとに向かって順序よく備わっているのです。だから「足裏は人の体」ともいうのです。