日刊サンWEB

過去記事サイト

【世界の美容事情トレンドニュース】♡来月5月にNYにオープンするメイクアップミュージアム

Bynikkansan

12月 1, 2019

 2020年5月にニューヨークのミートパッキング・ディストリクトにオープン予定の“メイクアップミュージアム”。名前を聞いただけで楽しそうなミュージアムですが、マリリン・モンロー、ガルボ、オードリー・ヘップバーン、ドロシー・ダンドリッジ、アンナ・メイ・ウォングなど有名スターたちが愛用していた化粧品などをショーケースしながら、メイクアップの歴史をカバーするというミュージアムです。

 

 

 初のエキシビジョンは、「ピンクジャングル」というタイトル。1950年代のアメリカにおけるメイクアップを探求するというもの。チケットは3月に販売開始予定で値段は25ドル〜45ドルの予定。メイクアップ体験ができるマスタークラスやビューティ・サービスも用意され、6ヶ月ほどの展示になる予定です。

 

 今まで、一般の人にはお目にかかれなかった、マリリン・モンローが個人的に使用していたアイテム(クリーム、パウダー、スキンペイストなど)も見ることができます。メイク好き、またマリリン・モンローファンにもたまらない展示物となりそう。彼女が亡くなった際にベッドのそばに置いてあった、Erno Laszloのクリームなども展示されるのですが、このクリームは皮膚科のDr Erno Laszlo自身が彼女のお腹の傷を綺麗にするために特別にブレンドしたフォーミュラ・クリームなのだとか。このドクターもこのエキシビションのスポンサーです。しかも、このミュージアムのオープンとエキシビションを記念して、1950年代に大変人気があったErno LaszloのShake-Itという商品が期間限定で復活され、販売も予定されます。これは塗るだけで保湿、ヒーリング作用、そして薄付きファンデーションの役割を果たすプライマーだそうです。

 

 このミュージアムを立ち上げたのは、ドリーン・ブロックさんとレイチェル・グッドウィンさん。レイチェルさんはエマ・ストーンなど数多くのスターのメイクを担当しているメイクアップアーチスト。とりあえず6ヶ月展示を行い、その後も永久的にミュージアムを運営できるように今、色々と動いているよう。今回の展示では、そのほか、エスティ・ローダー、ヘレナ・ルビンスタイン、エリザベス・アーデンといったアメリカのメイクアップの中心人物となった成功者にスポットを当てたり、50年代風の色の自分だけのオリジナルの口紅を作るVIPエリアなども作る予定です。来年5月以降にNYに行かれる方は要チェックですね!

 

写真・参考サイト:hollywoodreporter.com/news/makeup-museum-showcase-makeup-marilyn-monroe-greta-garbo-1256594

         makeupmuseum.com/

 

Writer:内田佐知子

 

 

(日刊サン 2019.11.27)