ラスベガスのお正月の風物詩でもある、電化製品のコンベンション、CES (Consumer Electronics Show) 。世界中から業界関係者が集まり、家電電化製品とはいっても、もちろん美容や健康グッズも多くを占めています。そのCESで発表された、注目の最新美容器具をご紹介しましょう。
まずは、HiMirrorの、『Skin Analysis Engine ($189)』。この器具を使って写真を撮るだけで、自分のお肌の分析が細かくできて、どんなお手入れをすれば良いかアドバイスもしてくれるのです。HiMirror Plus($259)というさらにアップグレードしたバージョンをつかえば、特別な照明システムも付いていて、オフィスライト、レストランの暗めのライト、日光などセッティングを変えながら、自分のメイクがどのように見えるかチェックすることもできるんです。コンパクトに持ち運びができるこのミラー。現在プリオーダー中で、発売は1/12を予定。(htt ps://www.himirror.com/eshop/us_en/product/HiSkin)
Samsungからも、これと同じような肌の分析をしてくれるデバイス、『S-Skin』がこのコンベンションで発表されました。お肌の水分、赤み、メラニンの濃度など、LEDライトを使って細かく分析してくれるもので、アプリを使いながら、その後の経過やアドバイスもしてくれます。こちらは、今年中に発売予定ですが、値段などもまだ決定していません。
そして最後に注目を集めていたのは、ハイテクなヘアブラシ。ケラスターゼが発表したヘアブラシのデバイスで、『ヘアコーチ』という名前の、まさに髪の毛のブラッシングコーチです。熱やカラーリング、環境などで、どれだけ髪の毛がダメージを受けているかを分析し、そのデータをスマートフォンのアプリに送ります。そして、特別のブラシを使って髪の毛をブラッシングしていると、強くブラッシングしていると、そのブラシがブルブルと振動して教えてくれるのです。防水なのでシャワーしながらでも使えます。ケラスターゼのプロダクトなので、ケラスターゼの扱いのあるサロンではどんどん見かけるようになるかも。今年から購入可能になるそうですよ。今年の美容器具は、どうやら『分析』するのがトレンドのようですね。
写真引用先:www.himirror.com www.withings.com
Writer:内田佐知子