現在、公開中で大人気の映画『アベンジャーズ・エンドゲーム』。スーパーヒーロー達が大集合した今回の映画に出演した俳優達は、スクリーンで素晴らしい肉体美も見せてくれました。この映画に向けて、彼らはどのような努力をしていたのでしょうか!?
まずはブラックウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソン。制作サイドの希望としては、ブラックウィドー役は、映画ターミネーター2に出てくるリンダ・ハミルトンのようなかっこいい女性を望んでいたそうで、そのイメージに沿うように、スカーレットは、カーボサイクリングというダイエットをしていました。これは低脂肪、炭水化物高めのダイエットで、ダイエットというと炭水化物を減らす傾向があるのに、その逆をいく方法。食事の時間が制限されていて、1日最低12時間ファスティングをして、その間、アスリートのような過酷な運動をこなしていたのだとか。もちろんプロのパーソナルトレイナーがついてのトレーニングとダイエット方法ですので、皆さんは真似しないように!
続いて映画の中で、ちょっと体型的なサプライズがあった、ソー役を演じたクリス・ヘムズワース。クリスは逆に、1日に5回も食事をとり、1日に3500カロリーも摂取していたそう。運動は、HIIT(ハイインテンシティインターバルトレーニング)やHIRT(ハイインテンシティレジスタンストレーニング)を中心に行い、体を鍛えて、マイティソーの体を作り上げていったそうです。運動は体のパーツに分け毎回1時間くらいずつで、一気に長時間やることはないそうです。
そしてそのクリスが実践していたダイエットですが、朝は、起きがけに、野菜にちょっとナッツやアボカド、ベリー系フルーツをライスミルクや水でブレンドしたスムージー、もしくは生野菜か少し調理した野菜。起きて1時間後に、目玉焼きやポーチドエッグを1枚のパン、ほうれん草、ザワークラウト、フムスなどと食べます。ランチにはグリルチキンや魚のフィレに、野菜サラダやハーブ入りのライス、夕食は、魚にポテト、サラダなどを食べて、スナックにはヨーグルトやアーモンドバターといった感じだそう。
ビッグスクリーンでスーパーヒーロー役を演じるのも、容易な仕事ではありませんね!
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2019.05.08)