この夏流行っているメイクアップは、「ドレーピング」。それは、まるで1970年〜80年代のデビッド・ボウイやダイアナ・ロスがしていたようなヘビーなメイクアップなのです。 目の周りやチーク全体をチークブラシで塗りたくることによって、顔の自然な影を引き立たせるという方法です。パウダーかクリーム状のチークを、ブラシを使って頬骨の高いところからこめかみに向かってチークを斜め上に塗っていくのがコツです。かなり派手なメイクなので、ニューヨークのファッションウィークでは、このドレーピングメイクをしているモデル達がたくさん現れました。濃いめのピンク色を使うのがほとんどで、間違ってピエロのようなメイクにならないように気をつけることが必要です。パーティなど、おしゃれを競い合うようなシチュエーションでないと違和感を感じるメイクですが、厚塗りさえしなければ普段使いもオッケー。コントーリングやベーキングといったハードな印象を与えるメイクに比べると、自然な立体感を作ることができるのでおススメです。 このドレーピングをポピュラーにしたのは、歌手のリアンナ。自身のオリジナルメイクアップブランド「Fenty Beauty」のハイライターなどを使って、夏のギラギラした太陽を思わせるようなメイクをして周囲を圧倒しました。 ちょっと火照ったような印象に見えるこのドレーピング、この夏はみなさんも取り入れてみてはいかがでしょうか?
写真・参考サイト:https://www.phillyvoice.com/what-draping-and-it-new-makeup-trend-summer-suede-salon-marlton-/
Writer:内田佐知子