日本と比べて長い夏休みがあるアメリカやヨーロッパ。お子さんを連れて旅行に行くなんていう方も多いのではないでしょうか?楽しいけれど、やはり移動は疲れるもの。 そこで、ヨーロッパの飛行場に昼寝ができるナップステーション「エアーポッド」がもうすぐ登場する予定です。
未来から来たスペースシップのようなデザインのエアーポッドの中には、ベッドになる椅子が設置されています。WIFI、バッテリーのチャージングステーション、スーツケースを保管するスペースもあり、フライト情報や、寝過ごさないためのアラームなど、旅に必要なものはなんでも揃っています。ノイズリダクションのシステムもあるので、静かな空間にすることもできますし、逆にテレビを見たいという人には、ネットフリックスも見れるようになっているのだとか。
現在ベータテスト中のエアーポッドですが、今年の終わりにはトライアル的にヨーロッパの飛行場に設置が予定されています。まだレンタルフィーの価格設定はされていませんが、1時間毎にチャージされる予定です。実はこのような昼寝ステーションは、ヘルシンキやモスクワの飛行場にすでに設置されているそう。飛行機の乗り換えの間のトランジットタイムが、少しでも快適に過ごせるようになると、到着した場所でも元気に過ごせそうですね。
(日刊サン 2018.06.27)
Writer:内田佐知子