美容&健康の最先端をいく女優、グウィネス・パルトロウ。
独自のブランドGoopでは、選りすぐりの美容&健康プロダクトを販売しています。
彼女の住むカリフォルニア州では、医療用に加えレクリエーション向けの大麻も合法化されたため、大麻やCBDのビジネスが70億ドル以上に成長するとに見込まれています。そこでグウィネスもそれに注目。医療用大麻の小売専門のMedMenと組んで、本格的にGoopで商品を扱い始め、それが話題になっています。例えば、「Kush Queen」のCBD(25mg)とアロマオイルが入ったバスボムは、リラックス効果に優れているということで既によく売れているのだとか。また、Kiyokoの医療用大麻が含まれたお茶「The Hippy Tea」はリラックス、エネルギー、センシュアル、シンパシーなど4種類あります。そして、CBD入りのチョコレート「Defonce ChocolatirBar」なども売られています。
さらに、現在開発中ですが、GoopとのコラボでCBD入りのパッチシートが発売される予定です。また、GoopのウェブサイトではCBD入りのカクテルの作り方をビデオでアップしたりして、おしゃれな見せ方を工夫しています。ウェブサイトにアップされている精神科医のドクタージュリー・ホーランドとのインタビューでは、ホルモンや精神的なアンバランスからくる症状といわれる酷い生理痛、体の痛み、不眠症、不安神経症、うつなどが、医療用大麻やCBDを摂り入れることで、どれだけ効果を示すかを紹介しているそうです。 実はセレブが大麻入りグッズを販売するのは彼女が初めてではありません。女優のウーピー・ゴールドバーグは、「Whoopie & Maya」という会社を立ち上げ、2016年から月経に伴う痛みや不快感を和らげる医療用マリファナのグッズを販売しています。 また、ヴァージングループの創立者リチャード・ブランソンも、現在イギリスで大麻を合法化することのサポートをしていて、医療用大麻をデリバリーするアメリカの会社にも出資しているそうです。 しかし、まだまだこれはカリフォルニア州での話。ハワイ州はレクリエーションの大麻の販売は違法ですが、セレブパワーも手伝って、今後全米でこのようなビジネスがかなり大きなスケールで展開していくことは間違いなさそうですね。
(日刊サン 2018.07.11)
写真・参考サイト:https://goop.com/food/entertaining/a-guide-to-cbd-spiked-cocktails/
https://merryjane.com/news/gwyneth-paltrow-s-goop-brand-announces-new-line-of-cannabis-products
Writer:内田佐知子