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ホクレア号ラパ・ヌイ到着 ポリネシアの海に帰還

Bynikkansan

3月 11, 2017

世界周航中のカヌー、ホクレア号とその乗組員達が再びポリネシアの海に帰って来た。到着したラパ・ヌイ(イースター島)のアナケナビーチでは4日土曜日に伝統的な歓迎式典が行われた。ホクレア号がラパ・ヌイに寄港するのは、1999年以来の2度目となる。 乗組員たちは歴史的なビーチに歌とダンスで迎えられた。

 

「ラパ・ヌイに再び訪れオハナの皆さんや地域の皆様との再会が叶い、ホクレア号と世界周航にとって記念すべき日となりました。ポリネシア海域への帰還であり、ポリネシアの航海の歴史上でも意義深い日です」と航海士長でありホクレア号船長、ポリネシアン航海団体の代表であるナイノア・トンプソン氏が5日日曜日の報道会見で述べた。

 

「伝統、価値、環境の保護に貢献するという共通の理念を祝賀する絶好の機会となりました。さらに、我々が直面している海や教育に起きている変化への対処や、ポリネシアの住人にとっての幸福について話し合うこともできました」 ポリネシア文化とポリネシア航法を促進するハワイの学生団体である、ナヒク学生派遣団もラパ・ヌイで乗組員の歓迎に加わった。

 

派遣団はラパ・ヌイを見学し、ラパ・ヌイ知事、市長、他の地域のリーダー達と面会した。 ガラパゴス諸島からラパ・ヌイまでの20日に渡る2000マイル以上の航海で、カヌーを操作したのは4人の見習い航海士。ホクレア号は3月中頃にはラパ・ヌイを発ちフレンチポリネシアに向かう。そしてとうとう6月にオアフに到着する予定だ。