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ANAがエアバスA380を初採用 特別仕様のホノルル便誕生

Bynikkansan

3月 11, 2017

全日本空輸株式会社(ANA)が同社初となるエアバスA380機体の採用を発表した。エアバスA380機は2階建て500席以上を収容可能な大型機体。2019年春から東京とホノルル間を結ぶ便でこの機体を使用した運航が開始される。

 

現状、流通している飛行機の中でも最大規模を誇るこの機体には、ハワイのアオウミガメが描かれる予定。アオウミガメはハワイで幸運と繁栄のシンボルとして知られている。 世界中から集まった2197のデザイン案から新機体に採用されたのは東京のアーティスト、チヒロ・マスオカ氏によるもの。 ANAの親会社であるANAホールディングスが昨年早々にA380を3機購入し、1機目が届くのが2019年の予定。就航すれば日本の航空会社では初のA380機の運航となる。

 

マレーシアの航空会社エア・アジアXがホノルル-大阪間の便を6月に就航すると2月に発表し、次いで今回ANAが新機体採用を発表した。 日本からの旅行者は依然としてハワイに訪れる外国旅行者市場のうち最多数を占める。

 

2016年の日本からの訪問者数は約150万人に上った。 ANAは現在ホノルルから成田空港への便を1日2便、羽田空港への便を1日1便運航している。現状3つ全ての便でボーイング767機体が採用されているが今年後半には新機体へと切り替えていく予定である事も発表された。