日本で著名な外国語学校、“NOVA”で英語を教えていたハワイ男性が、日本人生徒から230,000ドルを騙し取った容疑で起訴され、21日火曜日に法廷で罪を認めた。 取り調べにおいて、メール詐欺と連邦職員を装った詐欺行為を認めたのは、リック・ミカエレ被告。
起訴内容によると、ミカエレ被告は2人の生徒にファースト・ハワイアン・バンクの譲渡性預金を積めば、高い利子が戻って来ると話を持ち掛けた。被告はその後、ニセの銀行預金残高証明書を渡し、さらにアメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)を装い、獲得した利益に対して7000ドルの納税を要求する偽の文書を送り付けた。
生徒の1人が約128,000ドル、もう1人は約109,000ドルを騙し取られたとされる。 被告は実際には譲渡性預金の口座は作っていないと法廷で証言し、ニセのファースト・ハワイアン・バンクの預金残高証明書を送った事、IRSのロゴを偽装しハワイの私書箱に送金するように指示した文書を送った事を認めた。被告は納税を要求する文書を偽造した理由として、「被害者からもっと騙し取る事ができるか試した」と述べた。
起訴状によると被告はワイマナロ出身。被告は彼の妻と日本でコンサートプロモーション会社を経営しており、日本とハワイを頻繁に行き来していたという。
判決が下されるのは6月7日になる予定だが、セディロス弁護士は236,000ドルの賠償金を用意する時間がもっと必要になるだろうと話す。被告の妻は最近日本で出産を終えたばかりだという。