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ワード・ウェアハウス 8月に解体

ワード・ウェアハウスの取り壊しを開始する日程が決定した。 オーナーのハワード・ヒューズ社は今年8月に、60の店舗が連なるカカアコの複合商業施設を取り壊し、タワーマンションを開発すると発表した。 ハワード・ヒューズ社が2014年に申請した2つのタワーマンションの開発の許可が下りて以来、ワード・ウェアハウスの閉鎖は予定されていた。

 

同社は当初、2015年半ばに解体作業を始めると話していた。その後、解体作業前の閉店が2016年3月初め頃に延期され、さらに今年の7月までに伸びた。 「ワード・ウェアハウスの解体はワード・ビレッジ地域の発展のための苦渋の決断です」と、ヒューズ社の地域開発部長であるトッド・アポ氏が会見で述べた。

 

「この地域の未来に期待すると共に、ワード・ウェアハウスを40年間以上支えてくれた全ての小売業者の方々に心から感謝しています」 ワード・ウェアハウスは、15年間程度の利用を見込んだ『一時的な』建物として1974年から75年に建設され、大部分が木造。ヒューズ社はワードセンターと倉庫を含む60エーカーの土地に100万スクエア・フィートの小売店舗面積を所有し、16棟のビルの総合計画を手がけている。同社はワード・ウェアハウスの土地に3棟のビルを開発する予定だ。うち2つのビルは建設許可を取得済みで、28階建て123室と35階建て113室のタワーマンションを建設し、ワード・ビレッジ・ゲートウェイと名付けられる。

 

2棟のビルの間に公共のレクリエーションスペースと水路を設置する計画も含まれている。開発チームはワード・ウェアハウス内の小売店舗の移転を支援していると話していた。