ハワイはここ12か月以上で、最も高いガソリン価格と共に新年を迎えた。 5日木曜日、無鉛のレギュラーガソリン1ガロンあたりの州平均価格が3.02ドルを記録。平均価格が3ドルを超えた。2015年9月以来だ。 アナリストによると、昨年に比べ、1ガロン給油するごとに25から50セント程度、価格が上昇することが予想されるという。 ワイアカミロのシェブロンではライオネル・ボルゲスさんが、給油するたびに毎回およそ$12余計に払っていると話す。
「1、2週間前は2.90ドルほどの価格でした。その後3.01ドルになり、今日は3.11ドルです。私の財布には痛手ですよ」と彼は話した。 専門家達は、OPECが産油量削減を決断し原油価格が高騰した事に起因したガソリン価格の急騰だと述べている。
州全体でみると、無鉛レギュラーガソリンの1ガロンあたりの平均価格は様々だ。ホノルルでは、2.90ドルで先月より19セント高くなっている。ヒロの平均価格は2.92ドルで、先月よりも10セントの増額。ワイルクではレギュラー1ガロン3.42ドルで、14セントの価格上昇であった。 今のところ、ガソリンスタンドの従業員は価格上昇は商売に影響を与えていないと話している。
「客足は途絶えていませんよ。乗り物には燃料が必要ですからね」とシェブロンでレジを担当するサム・ヴァニさんは話す。 しかし、ドライバーの中には他の手を考える人もいる。
「自分がどこに行く予定かを把握して、1日かけてぐるぐる運転するよりも1度で済ませる方法を見つけ出す努力をするんです」と住民のヴィクター・アジョロさん。
「バスを利用します」とボルゲスさんも話す。「バスターミナルに駐車して、街までバスを使い、バスでまた戻ってきます」
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