バラク・オバマ大統領は肌寒いワシントンD.C.から到着した後、大統領一家としては最後となるハワイでのクリスマス休暇を、ゴルフ場から始めた。
大統領は、ほぼずっと晴天の中で、ハワイ海兵隊基地にあるカネオヘクリッパーゴルフコースで4時間以上ゴルフをプレイした。コースを共に回ったのは、いつものゴルフ仲間と、プナホウ校で同級生だったボビー・ティットコム氏、補佐官のジョー・ポールセン氏、マイケル・ブラッシュ氏、ルーク・ローザ氏だった。
オバマ大統領とその家族は16日金曜日午後10時50分頃にヒッカム空軍基地に到着した。大統領は長女のマリアさんと手を取ってエアフォースワンから降り立ち、次女のサーシャさんとミシェル大統領夫人が後に続いた。
海軍大将でアメリカ太平洋軍司令官のハリー・ハリス氏、合衆国上院議員ブライアン・シャッツ氏、ホノルル市長のカーク・コルドウェル氏、デイビッド・イゲ知事らが一家を出迎えた。
オバマ大統領は17日土曜日の午前10時頃にカイルアのバケーションレンタルハウスを出発し、カイルアナプレイスの端でプラカードを掲げる抗議者達に遭遇した。
デモ参加者はグアンタナモベイの閉鎖と、軍法裁判にかけられている兵士チェルシー・マニングへの減刑、ガザ地区封鎖の解除を求め、オバマ大統領に対話に応じるよう求めた。
大統領は午後2時50分にはカイルアのレンタルハウスに戻り、1日の残りをそこで過ごした。
いつものように、カイルアナプレイスとビーチ、海上のセキュリティは厳重なものとなった。