世界で最高齢として知られる海鳥が再び産卵した。 ミッドウェー環礁国立野生動物保護施設でウィズダムと名付けられたコアホウドリが、今月巣ごもりのため島へ戻ってきた際に生物学者達が確認した。
毎年つがいの鳥と利用する同じ巣で卵を温めていた。年齢は66歳になると考えられている。野生における世界で最高齢の繁殖中の鳥でもある。
合衆国魚類野生生物局の保護分野のプロジェクトリーダーであるボブ・ペイトン氏が9日金曜日の会見で、ウィズダムが60年間もの間ミッドウェーに帰巣し続けていると語った。 1956年に鳥類学者が初めてこの海鳥にIDバンドを装着した。これまでに数十羽のひなを産んでいる。
ミッドウェーはホノルルからおよそ1200miles北西にある。パパハナウモクアケア海洋遺産の一部だ。