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ハワイ全体は犯罪減少もオアフ島は上昇

Bynikkansan

12月 10, 2016

この10年間で州全体の犯罪件数は減少しているが、オアフ島は暴行と窃盗件数の率が2014年から2015年にかけて増加していた事が、州の最新の調査報告で判明した。 2015年は48,919件の犯罪がハワイで報告されており、100,000人あたり3,417件の犯罪が起きている事になる。

 

この数字は2014年と比較すれば0.3パーセント、2006年と比較すれば25パーセント減少している。 犯罪の最多数は窃盗で、暴力事件は3,530件の報告数であった。 調査報告書の概要は以下の通り。

 

●2015年のレイプと加重暴行の件数は前年よりも減少したが、州全体で殺人と強盗は増加

●2015年の報告された放火事件の比率は66パーセント増加

●2015年のオアフ島における犯罪率は1.2パーセント増加。暴力犯罪が6.6パーセント、窃盗が0.8パーセント増加。同じ期間のオアフ島の殺人とレイプ、侵入盗の犯罪率は州で最も低かった。オアフ島は強盗の犯罪率が最も高かった。

●2015年の州全体では$85million以上相当が窃盗の被害にあったと報告されており、2014年より被害額が8.1パーセントの増加。うち30パーセントは取り戻せている