ハワイの牧師が経営する新しいピザレストランが、イタリアのナポリにあるヴェラーチェピザナポリターナ協会によりハワイ州で初めて“ピッツェリア”の認定を受けた。 ピッツェリアとして定義されるには、定められたタイプの材料と方法、認められた設備によってピザが作られる事が要件とされる。さらに、初回時に支払う料金と年会費の支払いも必要となる。
トム・イアヌッチ牧師とビジネスパートナーは最近、カウアイマリオットリゾートの近くのナウィリウィリにあるハーバーモール内、以前フェラルピグパブアンドダイナーがあったスペースに、ナポリタンピザレストランをオープンした。
ブレスオブライフカウアイの牧師と元カウアイ郡警察本部長がトニーズピザを引き継ぎ、現在はピエトロピザカウアイの名で知られている。この店がナポリで手作業で作られた薪レンガの窯を使用し、島で初のピッツェリアとなった。 「私達は本物のニューヨークピザも同様に提供しています」とイヌアッチ牧師は述べ、さらにホノルルのチャイナタウンに最近オープンしたピザレストランと彼は関連性が無いことについて触れた。 その店とは集合オフィスビルのリアルオフィスセンターチャイナタウンの1階にあるブリックファイアタバーンの事で、こちらも手作りナポリピザに特化した店だ。
ブリックファイアタバーンの親会社であるミントレストラングループのオーナー、マシュー・ライヒ氏は、イアヌッチ牧師と同じピザ作りの師匠エンツォ・コッチャ氏の下で製法を学んだ。 「ライヒ氏の店は素敵ですし、現在行われているホテルストリートの再建に良い追加材料となるでしょう」とイアヌッチ牧師は話す。
昨年、牧師はピザを作り始めて25年を迎え、1か月間ナポリのコッチャ氏の下でトレーニングに励んだ。 「私の家族も同じ地域の出身です。良い1カ月でした。27の窯焼きピザの店に訪れ、ピザの製法の違いを見学しました。もちろん試食してビールも飲みました。ランチとディナーで27日連続でピザを食べ続けました」と牧師は話していた。