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ハワイアンエアライン プレミアムキャビン販売開始

Bynikkansan

10月 15, 2016

ハワイアンエアラインは5日水曜日、フルリクライニングシートとハワイをイメージしたシグ・ゼーンデザインのアメニティを備えた“プレミアムキャビン”の販売を開始したと発表した。
プレミアムキャビンチケットは、ホノルル国際空港と4つの空港を結ぶ便で発売を開始する。

対象の空港は、日本の成田国際空港、オーストラリアのブリスベン空港、シドニー空港、ニュージーランドのオークランド空港。12月5日よりプレミアムキャビンの旅が可能となる。また、2017年中に23機のワイドボディエアバス330に新装備を導入、対象の便を追加していく。
ハワイアンエアラインの広告担当者は、「フルリクライニングシートを装備した機体が“消費者に驚きと喜びを届ける仕掛け”として北米ネットワークに最初に登場したのは今初夏のころ」と話し、ここ数か月間、同航空機が北米ネットワーク内をアトランダムに運航していた。
フルリクライニングシートの便を予約できるようになったのは6日木曜日から。

5日水曜日の会見で同社マーケティング部長アヴィ・マニス氏は、「フルリクライニングシートは新旅客機キャビンの目玉になる。来年はより多くの市場へひと味違う体験が提供できることを楽しみにしています」と話している。
ホノルル発祥の同社は地元デザイナーのシグ・ゼーン氏と提携。花柄で飾られたコットンキルトやラウンジピローを取り入れた無料のアメニティキットを、これらの路線で提供する。

プレミアムキャビンの利用客にはさらに、手と身体用の保湿バーム、リップバーム、保湿ミスト、歯ミガキセット、竹製のクシ、靴下、アイマスク、マットレスパッド、枕などのグッズも提供する。
同社お抱えのエグゼクティブシェフ、チャイ・チャオワサリー氏によるハワイ料理も用意する。ハワイ地元シェフによる郷土料理にひと手間加えたものになる予定だ。

また、カクテル、リキュール、ワイン、ビールなどを取り揃えたフルバーのサービスには、エアラインソムリエ厳選のワインやスペシャルドリンクも加える。
座席には、2つのUSBポート、A/C電源用コンセントを含む複数の電源供給口が備えられ、機内エンタテイメントシステムとして、100時間を超える映画とTV番組が13インチワイドスクリーンのタブレットで提供される。