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ハレクラニのシンボル 130年のキアヴェの木、倒れる

Bynikkansan

8月 27, 2016

ワイキキのハレクラニ・ホテル内のハウス・ウィズアウト・ア・キーにあるシンボル的存在のキアヴェの木が21日日曜日の早朝、根元から折れて倒れた。

 

同ホテルは、「21日日曜日の午前12時11分頃、木が倒れた」と発表。さらに「私たちが非常に憂慮したのは、木が倒れた時にそのエリアに誰もいなかったか、もしくは怪我などした人はいないかでした」と伝えた。

 

また、「この木は1887年に植えられて以来、ランドスケープス・ハワイと契約を結び、同社の樹木医がケアーを行い木の健康管理を行っていたのですが、さらに適切なケアが必要でした」と述べた。  不運にも1世紀以上歳をとった木は、生き残ることができなかった。

 

ハウス・ウィズアウト・ア・キーで毎週踊っているフラダンサーのカノエ・ミラーさんは、フェイスブックに、「この木はいつも私たちの側に立ち、私たちを守ってくれました。私も多くの人たちも声を出さずに木に話しかけていた。この木の荘厳たる美しさは、ハウス・ウィズアウト・ア・キーの中のどこに座っても、この木が私たちに安らぎと喜びを与えてくれました」と、ビデオ投稿した。

 

作業員たちは22日月曜日、公共の安全と危険防止から倒木した根幹の一部など危険部分を切り落とした。ただ、この木は、樹木医から今後どのように処理するのか連絡があるまでこの場所に置いておくと言う。