絶滅危惧種であるハワイのクロエリセイタカシギの雛が、カパアウのハワイ野生センターで7週間育てられ、すくすくと成長、自分の足で立てるようになった。 雛は、オアフ島で親鳥との再会を試みたがうまくいかなったところを救助された。十分に成長するまでハワイ野生センターで育てられることが必要との判断から、同センターに送られた。
ハワイ野生センターでは、リモートカメラを使用しながらモニターを続け、スタッフはクロエリセイタカシギが人間慣れしないように細心の注意を払って雛の飼育に励んだ。雛と係員ができるだけ接触しないように配慮するとともに、スタッフは、クロエリセイタカシギの生息地や大人の鳥の写真を見せたり、鏡を設置するなど、生息地に適した環境を造り出す気遣いを怠らなかった。
雛の成長過程は、ハワイ州森林野生動物課に移送されるまで、毎週木曜日に写真と文書のリリースで公表された。