新しい青色の「立ち入り禁止」サインが、クヒオビーチのライフガードタワー2Bの周りの地域に設置され、ライフガード以外立ち入らないよう警告されている。不法侵入者は起訴される。 「24時間、毎日、クヒオビーチが一般に公開されている時間も、閉鎖されている午前2時から5時の間でも、誰もこのエリアには立ち入ることができません」とカーク・コールドウェル市長は6日水曜日発表した。
ホームレスたちがワイキキのライフガードタワーをシェルター代わりに使用しているという苦情により今回のサインは設置された。ホノルル警察は、ライフガードタワー沿い、タワーの下、もしくはタワーの上でキャンプしている人たちを監視し逮捕することが許され、警察官はその権力を行使するつもりだと述べている。
ホノルル警察のリチャード・シャーブ警部は、「サインが良く見えるようにできるだけ視線に入るよう設置したかった。4つの側面があるので、全ての方向をカバーしたい」と述べた。 先月、地元ニュースTV局ハワイ・ニュース・ナウは、世界で最も有名なビーチの一つでキャンプを設置しているホームレスの数が増加していると報じた。ライフガードやビーチ・ボーイズたちは、ライフガードタワーがますますホームレスによりシェルター化していると話した。
タワー2Bは最も頻繁にホームレスたちに使用されているため、一番最初に「立ち入り禁止」のサインが設置された。また、ライフガードたちは最近タワーの周りにフェンスをとりつけた。 「立ち入り禁止」サインは、今後モアナ・サーフライダーホテルとアウトリガー・リーフ・リゾート近くのライフガード・ステーションに設置される。またホノルル市は、ワイキキビーチ沿いのホテルに、それらの立ち入り禁止のルールを遵守するようにと頼んでいる。
ホノルル市緊急サービス課のディレクター、マーク・リッグ氏は、今回の施行は一般の方々の安全を脅かす危険があることを知らせることを目的としていると話す。 「ホームレスたちは実際タワーを汚しています。また、タワーの下でナイフや注射針などのようなものが発見されています」とリッグ氏は語った。 最近ライフガードが、注射針を踏むという事故も起きた。
リッグ氏は、ライフガードたちは、タワーの下で怪我をした遊泳者たちの手当をするため、利用者の安全のために可能な限り清潔にする必要があると述べた。
一方、コールドウェル市長は、公園が閉まっている時に人がキャンプできないように、9月までにクヒオビーチ沿いのパビリオンにLEDライトを設置すると発表した。 「公園が閉まっている時でも明るいライトをつけておくことで、そこに侵入しようとする人たちは少なくなる」と述べた。