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ミュージシャン パヒヌイ氏 肺手術後、快復に時間がかかる模様

Bynikkansan

3月 26, 2016

ハワイ・スラック・キー・ギターマスターであり歌手のシリル・パヒヌイ氏は15日火曜日、クイーンズ・メディカル・センターで肺の手術を受け、快復中である。  パヒヌイ氏のフェイスブックの投稿によると、命に別状はないようである。

 

「彼の状況は予想より悪く、快復には時間がかかり困難なものになるだろう」と投稿には書かれている。「私たちは、彼の生命線であるハワイアンミュージックで部屋中を満たし、彼が日々の挑戦に乗り越えられるようにします」と書かれている。

 

パヒヌイ氏(65歳)は、ベトナム戦争の前線で戦い、オレンジ剤を含む化学物質を浴びている、と別のフェイスブックの投稿で説明している。「この科学物質に触れたことが、何年もの間彼の肺と心臓に負担を与えていました」と述べている。「また彼は10年以上前にやめていますが、タバコも確かによくありませんでした」とも書かれている。

 

彼の右肺は機能しておらず、肺組織に水が溜まっているという。クイーンズ・メディカル・センターの医師たちは、肺から水を抜き、積極的に医療施術を試みた、と投稿にはある。  スラック・キー・ギターのレジェンド ギャビー・パヒヌイ氏の息子である、シリル・パヒヌイ氏は、カーネギーホールで2度演奏をしている。彼は、3枚のグラミー賞受賞アルバムにも貢献しており、ナ・ホク・ハノハノ賞も複数回受賞、また35枚以上のハワイアンミュージックのアルバムをレコーディングしている。  第9回ギャビー・パヒヌイ・ワイマナロ・カニカピラは、4月23日ワイマナロ・ビーチパークで開催される。

 

フェイスブックでは、パヒヌイ氏の手術は11時開始で約2時間の予定であったと書かれている。  「アロハ・カカヒアカ、私たちはこれから大事な命を救う手術の準備をしながら、皆様にアロハを送ります!」と投稿があった。

 

パヒヌイ氏からのオンラインメッセージでは、彼は手術前に「レッドワード(カアパナ)と父ギャビーの音楽」を聞きながら、医者たちと時間を過ごしていると書かれていた。