ハワイの教育コラム|ハワイから心と心が通じる教育を発信する
Mindfulness in education
Vol.22 ホノルルマラソン・ポジティブエネルギー・引き寄せ
12月のハワイのイベントといえば、ホノルルマラソン。先週末、私はホノルルマラソン前のサンセットヨガと、完走後のカピオラニ公園のテントでのストレッチヨガを担当していました。
初チャレンジをする人、年末行事として毎年走りに来る人、夫婦でサポートし合いながら参加する人、親子で参加する人など、色々な人たちが色々な形で、ホノルルマラソンに参加しています。この週末のエネルギーはとても高く、皆がドキドキワクワク、ハッピーでいるように感じました。
家族や仲間が一致団結して、同じ目標に向かって達成する喜びは格別です。早く走る、ゆっくりゆっくりマイペースに完走する、自分のできるところまでやってみるなど、それぞれの目標を掲げていらっしゃいます。長距離で度胸が試されるフルマラソンは、まるで人生のようだなとも感じます。マラソンの当日、ヨガの前後に皆さんの話を色々聞かせてもらいました。
私は話すことが大好きなのですが、それと同時に、色々な人のライフスタイルを聞くことも大好きです。「類は友を呼ぶ」というように、みなさんのお話を聞いていると、似たような環境や、ライフステージにいたり、同じような生活リズムで生活をしている人に出会うことがよくあります。
ポジティブに、そしてヘルシーに生活をしていると、良いエネルギーを発することができ、魅力的です。そういう人たちは自然と引き寄せられ、どんどん「引き寄せのマジック」が始まり、夢や願っていたことが叶って、いいことが連鎖!
最近、私の職場や仲間内で、早寝早起きの意識が高く9時ごろに寝て、翌朝5時に起きている友達がとても多くいます。特に、ママ友たちは忙しい日々のスケジュールの中で子育てをしながら、自分自身のエネルギーをキープできるように、自分の時間を確保するため早寝早起きを習慣にしている人が多いのです。私も朝一番に起きて、ヨガストレッチからのメディテーションを10分、そして娘をスクールに送った帰り道をジョギング時間にしたりと、「時間がない」ことを言い訳にしないように、エクササイズも取り入れながらライフ・ワーク・子育てのバランスを取っています。
今年1年、このコラムを担当させていただき、執筆を通して皆様に多くのことをシェアさせていただきながら、自分自身と向き合う時間を持つことができました。ハワイで吸収しているたくさんのハッピーエネルギーを、皆様にシェアさせていただく機会を今後も楽しみにしています。
Kayoko Perkins
ハワイ在住12年。英語とヨガに情熱を注ぐ小学校四年生の娘の母。ワイキキにある語学学校ハワイパームスイングリッシュスクールでスクール業務全般に携わる傍ら英語、ヨガウェルネスクラスも指導。ヨガインストラクターとして、ハワイでのホテル、イベント、ヒーリングヨガセッションなどで活躍する。また、ハワイの公立小学校でも、日本語、キッズヨガを教えている。
(日刊サン 2019.12.13)