ハワイの医療用マリファナ薬局8店のうち5店は、州法に準拠していない内容物を含むベイプ製品の販売を中止することになった。
キュア・ホノルル、ホノルルのアロハ・グリーン薬局とノア・ボタニカルズ、ビッグ・アイランド・グロウン、ポノ・ライフ・マウイは10月21日の週、全国での肺疾患の拡大を受け、外部調達の成分を含むすべてのカートリッジを店頭から撤去するよう命じられた。
10月末の報告書によると、ベイプを吸引し肺疾患に罹患した患者の92%が、闇市場やオンライン・ディーラーから購入したテトラヒドロカンナビノール(THC)またはマリフアナの向精神成分を吸ったことが判明した。ハワイ州法は、薬局が自身で製造していないものの販売を禁止。ニコチン、タバコ、テルペンと呼ばれる有機化合物を含むカートリッジを販売することも法律で禁じられている。薬局が販売できるカートリッジは、大麻、大麻油、大麻抽出物が入った高価なものものだけである。州保健当局は、法律を「厳格に施行」し、成分の定期検査と現地調査を実行すると述べた。
州衛生局は10月初め、ベイプと肺疾患の関連調査をする間、すべてのベイプ製品の使用停止を求めた。アラスカを除くすべての州で、電子タバコによる1,600人を超える肺損傷と34人の死亡が確認されている。
(日刊サン 2019.11.9)