ハワイ・パシフィック大学の海洋ゴミ研究センターと海洋航海協会は10月10日と11日、1万2千ポンドの重さの「ゴースト・ネット」をカネオヘ湾から撤去した。
ゴースト・ネットとは、長期間海に放棄された漁網を指す。 回収された漁網のほとんどがポリプロピレンとポリエチレンで作られており、海の生態系にマイナスの影響を与え、サンゴ礁の修復を阻害すると考えられ、その因果関係については、現在分析を急いでいる。
海洋航海協会の創設者のマリー・クローリー氏は、海中のプラスチックの増加は緊急性の最も高い環境問題のひとつであると述べた。
(日刊サン 2019.11.2)