ハワイ中等学校管理者協会は10月20日、ミリラニ高校のフレッド・マーフィー校長を2019年度州最優秀校長に、ワイパフ高校のメリル・マツムラ副校長を2019年度州最優秀副校長に選出した。
母校の校長を7年間務めるマーフィー氏は、生徒に多くの機会を与えることで知られ、ミリラニ高校では24の進学コース、27の就職・技術教育プログラム、52の学芸クラブ、47の運動チームなど、豊富な活動が提供されている。
同校には、生徒と職員のためのソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL:「情動」の認知と扱い方ならびに他人との共感的な思いやりのある「対人関係」を学ぶこと)プログラムがある。また、ミリラニ高校の食堂と2つのサテライト小学校の食堂では、地産地消を推進するため、地元産の新鮮な食材が使われている。
ワイパフ高校に14年間勤務しているメリル・マツムラ副校長は、環境管理に焦点を当てた天然資源アカデミー(全米キャリア・アカデミー連合認定)を率いている。ワイパフ高校のキース・ハヤシ校長は、「メリルは、生徒教育において機会均等を実行してきている。我が校と公共教育の宝である」と語った。
受賞者は、リーダーシップ能力、生徒の成績、専門技術のレベル、同僚・教師・生徒からの推薦、等の基準で選ばれる。
(日刊サン 2019.11.01)