25日木曜日に開催されたエディー・アイカウ・ビッグウェーブ・コンテストで、ハワイ出身のジョン・ジョン・フローレンスがタイトルを取り、大会史上最年少の優勝者となった。
1984年開始以来9回しか開かれていないビッグ・ウェーブコンテストで、この23歳の青年は、301点を獲得し優勝した。 「間違いなく、人生のハイライトの瞬間です」と、優勝者発表で名前を呼ばれフローレンス氏は話した。
「とても緊張しました。生まれてからずっとここに住んでいます。今までで最ものものすごいエネルギーがここにあることを感じました。皆叫び声をあげ、ただただ異様なほどのエネルギーでした」 オーストラリア人サーファーのロス・クラーク・ジョンズが2位で、ハワイ出身のシェーン・ドリアンが3位であった。
エディー・アイカウ・ビックウエーブ・コンテストで優勝することは、とても名誉なことと考えられている。それは、エディーを偲ぶ意味からだけでなく、イベントの開催自体が稀であるからでもある。
ワイメアベイで開かれるこの大会は、3ヶ月というとても短い冬の間に、少なくとも30フィートの高さの波が継続的に起きた時だけ開催される。 フローレンスは、期待される天才児としてコンテストに参加した。彼は、10代前半に、モンスター級の波に乗り始め、11回世界チャンピンに輝く、ケリー・スレーターとしばしば比較される。
大会主催者は、24日水曜日の朝7時20分頃、コンテスト開催条件を十分に満たしていることは確認された後で、エディー・アイカウ・メモリアル開催に「ゴー」サインをだした。
何千人もの観客が、この丸一日がかりの大会を見ようと、渋滞する中、パーキング確保に格闘した。市当局の話しでは、渋滞は水曜日の夕方から始まっており、木曜日の早朝にはすでにノースショアは、サーフィンファンでごったがえしていた。
観覧にきていたマイク・パーキンスさんは、場所を確保するために、大会開始24時間前にはワイメアベイに来ていたと話す。彼は、今月初旬にも、サーフィン大会が開かれそうだというサインがでた時にも、ワイメアベイに来ており、ただその時は、大波が起きることなく「ゴー」サインはでなかった。
マイク・ヘッジさんは、ビーチでの場所を確保はせず、ハイウェイの山側に立ち、波を見ていた。彼はそれで構わなかったという。 彼は「パーフェクトでした。私たちの目の前に誰もいなかったという意味でね」と語った。
コンテストを開催するかどうかの決断は、爪を噛むような思いである。しかし主催者は、日が昇ってから、予想以上に大きく、波乗りが可能な波であることを確認し、自信を持って「ゴー」サインをだした。8時には、波に乗る気満々の世界最高レベルのサーファーたちとともに開幕した。 関係者は今週初め、25日木曜日の大会は「グリーンアラート」とし、これはコンテストの準備を開始するのに十分な条件が揃っているとした。
天気予報では、大規模なうねりで、ノースショア沿いは、高さ50フィートの波が起きる可能性が予想され、26日金曜日まで高波警報を発令していた。