ニューヨークをスタートに始まったファッションウィーク。ニューヨーク、パリ、そして最後にミラノで開催され秋冬のファッションウィークが終了したばかりですが、ミラノではどのようなビューティトレンドが目立っていたのでしょうか?
1つ目は、かなりアートのようなメイク。モスキーノ、フェラガモ、フェンディ、アルマーニなど、まるで抽象的な絵を描くようにアイメークをしたり、目の下のコンシーラーの代わりに、グリッターパウダーで逆に目立たせたりと、顔をキャンバスとして絵を描くようなメイクアップがランウェイで目立っていました。
2つ目は、サイケデリックな眉毛。わざとゲジゲジにしたり、ブリーチして眉毛がないように見せたりと、フェイクアイラッシュを2つ繋げて眉毛にしてみたりと、普通ではちょっと真似できないような眉毛も目立っていました。
3つ目は、真っ赤なリップ。ドルチェ&ガッバーナ、モスキーノ、プラダ、マックスマーラなど、モデル達が、かなり鮮やかな赤い口紅をつけてランウェイを歩く姿が目立ちました。
4つ目はメッシーヘア。わざとボサボサな感じの髪の毛が今回のミラノのコレクションでは目立っていて、フェンディ、グッチ、ヴェルサーチ、フェラガモ、ボッテガヴェネタ、エトロ、スポーツマックスのショーなどでも、ひっつめていた髪の毛をそのまま下ろしたような、ボサボサヘアーがポピュラーでした。
5つ目は、本物のお花でヘアアクセサリーにしていたこと。実際のお花を髪につけて歩いているモデルが目立ちました。マルニのショーではモデルの頭が庭園のようになっていて、お花畑のような状態になっていたのも話題に。 今年も世界の大都市で華やかに開催されたファッションウィーク。次回は春までお預けです。
写真・参考サイト:http://bareluxuryspa.com/view/newyork/
https://fashionista.com/2019/09/milan-fahsion-week-spring-2020-hair-makeup-trends
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2019.10.02)