グーグルのサーチ機能をベースに、来年流行しそうなウェルネストレンドが発表されました。外面だけの美容だけでなく、メンタルケアなど総合的なウェルネスを目指しているのがよくわかる結果なのですが、いくつかそのトレンド予測をご紹介しましょう。
まずは、CBDスキンケア。既にアメリカではCBDの含まれる食べ物やCBDクリームなど、その商品の幅は多く、CBD商品は大注目されています。
CBDは抗炎症作用があることから、ニキビや吹き出物、荒れやすい人が使うとお肌が落ち着きますし、細胞の再生の手助けもしてくれることから、もっと多くのブランドがCBD入りのスキンケア商品を発表しそうです。 続いてはサウンドバスヒーリング。
ストレスや不安を解消するために瞑想やマインドフルネスがとてもポピュラーになっていますが、その中でもメインストリームになりそうなのが、音を使ったサウンドバスヒーリング。
バス(お風呂)という言い方をしますが、実際にお風呂に入るのではなく、音の波動に包まれてまるでお風呂に入っているような感じになるということでサウンドバスと呼ばれ、ヨガや瞑想クラスでよく体験できるものです。音の波動を使ってアルファ波を増やし、創造性を刺激し、鬱状態を抑制するという効果が見込めます。
その他には、バーチュアル・ウェルネスも注目を集めそうです。デジタル世代ならではのトレンドワードですが、例えばジムやヨガスタジオに行かなくても、どこでもできるプログラムに参加することもそのひとつ。
例えば、家にインターアクティブミラーを置いて、ヨガやボクシングなどエクササイスをして理想のウェルネスを目指します。また、ウェルビーイングジャーナルという美容&健康に特化した日記をインターアクティブな方法でつけるアプリや、瞑想アプリなどを使用することも、このバーチュアルウェルネスの一環で人気を集めそうです。
また、呼吸するためのアプリも人気が出そうです。毎日最低でも25分、呼吸を意識的に整えると、エネルギーもアップしてリラックスできて、物事が効率よくこなせるようになると考えられています。
毎朝、もしくは夜寝る前に、このようなアプリを利用して意識的に深呼吸をするという時代が、もうここにきているのですね。 最後は、ウェルネスリトリートです。ただ旅行に行くのではなく、マインドフルな体験ができるリゾートやプログラムが人気になりそうです。
ヨガ、瞑想、アーユルベーダのクラスなども体験できて、心身ともに健康にハッピーになれるプログラムが組まれているリゾートに行くことこそが、本当のリッチな体験という傾向になっていきそうです。
色々な問題がある世の中、外面的な美しさや物質的な満足感ではなく、心の持ち方や幸せについて真剣に考える時代に変わっていっているのでしょうね。
写真・参考サイト:www.harpersbazaar.com/uk/beauty/fitness-wellbeing/a29334176/biggest-wellness-trends-2020-google/
Writer:内田佐知子