などで売買している人も沢山いますが、そのトレンドはアメリカでは2015年くらいから人気が出てきました。初めの頃は、人が使った化粧品を買うなんて!? とその衛生面が疑われていたようですが、西海岸をベースにするGlambot.comというサイトで使用済みの化粧品を売り出すと、途端に注目されるようになりました。
この会社ではパッケージもきれいなものに入れ直し、使った部分も綺麗にクリーニングして、更にディスカウント価格で購入できることから、ミレニアル世代の人達の間で火がつき始めました。この会社はクリーニングの技術には自信を持っているので、衛生面の心配はないと主張しています。 例えばマックのアイシャドー、シャネルのファンデーションなど、いろんなブランドの化粧品が手に入るのですが、必ず商品期限をチェックし、期限が切れたものは絶対にリセールしない主義です。
統計を取ったところ、アメリカ人の場合は、チークやブロンザー、アイシャドーやファンデーションだったら使用済みの化粧品を買うことに抵抗がない人が多いものの、マスカラや口紅には抵抗がある人が多いようです。
そして日本のメルカリなどと同じで、もちろん買うだけでなく売ることもOK。お蔵入りしているブランドの化粧品を売ってお小遣いにするのもグッドアイデアです。 この使用済み化粧品の売買ビジネスは今、イギリスでも注目を集めていて、このサイトはイギリスからのトラフィックがかなり多いのだとか。イギリスでもこのようなオンラインビジネスができるのは時間の問題かもしれません。
写真・参考サイト:chttps://www.glamourmagazine.co.uk/article/used-makeup-trend
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2019.09.18)