デイビット・イゲ州知事は、ハワイ島のデング熱発生を終息させるために、ハワイ群の努力を支援すると述べつつも、まだ緊急宣言を発行する段階ではないと話す。
ハワイ群知事ビリー・ケノイ氏は、8日緊急事態を宣言した。緊急宣言は、ハワイ島で10月29日より発生しているデング熱の250症例を確認したとし、ハワイ州と群職員は、デング熱感染と伝染の悪循環を断ち切るために、蚊の発生を抑えることと、公教育の政策に取り組んでいると述べた。
群知事は、緊急宣言は、デング熱が広まることを防ぎ、ハワイ島からデング熱をなくすために必要であったと語った。緊急事態の期間は60日間有効で、その後延長される場合もある。イゲ州知事はニュースリリースの中で、ハワイ州は、他の島に広がる可能性や、ジカを含む他の疾患に広がる可能性がある場合、法律や規制を放棄しなければならない場合、州が米連邦の援助を必要する場合など、現在のレベルを超えるような現状が加味されることを必要とし、それらの条件を満たした時には緊急声明を発行すると発表した。
知事の事務所は、学者と通信担当者のために予算制限25万ドルを提供できるよう取り組んでおり、またデング熱発生の対応資金ですでに25万ドル提供したと、ニュースリリースは伝えている。