Q.65歳の前にメディケアのパートAとパーとBが自宅に届きました。このままお財布に入れている方は多いようですが、問題ないのでしょうか?
A.薬のカバレッジを何年もない状態でいると、ペナルティが過去にさかのぼり、計算され、一生涯毎月ペネルティを支払うことになります。
Q.ディケアカードを何年も持っているシニアの方が、4月にアポを取り、加入手続きのため事務所にいらっしゃいましたが、加入手続きができるでしょうか?
A.できません。10月15日まで待たなくてはなりません。カバレッジは翌年の1月1日から有効になります。
Q.メディケアのパートA、パートB、そしてパートDを持っていますが、安心できますか?
A.入院したら、初日から免責額(DEDUCTIBLE)$1,340がかかり、61日目から90日までは料金がかかります。パートBは20%が自己負担になっていますので、請求書が$10,000でしたら、$2,000が自己負担になります。この免責額や自己負担のCOPAYMENTやCOINSURANCEを補う保険が、メディケアサプリメントやメディギャップポリシーです。 このプランはメディケアを持っている方のみが加入でき、メディケア・アドバンテージに加入した方は加入できません。
Q.メディケアとメディケアとメディケア・アドバンテージの違いをご存知ですか?
A.政府が提供しているのはメディケアで、保険会社が運営しているのはメディケア・アドバンテージで、別名パート Cと呼ばれています。代表的な保険会社は、HMSA, KAISER, AARP, HUMANA, ALOHA CARE & OHANAなどです。 各保険会社が提供している数種類のプランはメディケアと比べて、魅力のあるベネフィットが組み込まれています。
パートDが組み込まれているプランが多いのでが、自分が加入しているプランに組み込まれているかどうかご確認ください。また思わぬ病気になった際、自己最高負担額が設定されていますので、その金額に達したら、その年の12月31日までは保険会社がすべて払ってくれますので、ファイナンシャルプロテクションがあります。
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]
(日刊サン 2018.10.26)