皆さんは薬代をどのくらい支払っていますか? 比較的若いシニアの方でも高額な薬を1日1錠とか数種類の薬を服用している方もいますね。 お薬は4つのステージに分かれています。
ステージ1 自己負担分
ステージ2 イニシャルカバレッジ
ステージ3 カバレッジギャップ或いはドーナツホール
ステージ4 カタストロフィックカバレッジ
お薬の段階はTIER1~TIER5の5段階に分かれています。数字が大きくなると料金は高くなりますので、TIER1やTIER2のお薬をお選びください。 どのプランも毎年1月1日から始まりますが、プランによっては自己負担分を支払って、初めて保険が適用される場合があります。 お薬がたくさん必要な方は8月~10月頃お薬の料金が突然高くなることがありますが、それはカバレッジギャップに達したからです。
ご自分が負担した額と保険会社が負担した合計が$3,750(2018年)に達すると、ジェネリックの薬は44%、ブランドの薬は35%が自己負担になります。この金額に達しないようにするにはジェネリックの薬を服用することです。
いかに薬代を安くするか考えてみましょう。薬にはジェネリクとブランドのタイプがありますがブランド薬は認可されるまでに開発に時間と資金が投資されてますので、認可されると高額ですが、10年もすれば、他の薬会社がジェネリックとして売り出しますので、お手頃な価格になります。 薬局にお薬を取りに行った際、確認することはこの処方薬はジェネリックであるかどうか、もしジェネリックでなければ、ジェネッリクのタイプがあるかどうかなどです。
これから飲み続けなくてはならないジェネッリクの薬の場合、90日分をメールオーダーすることにより、無料になったり、格安料金になったりしますので、ご自分が加入しているプランの内容をしっかり把握する必要があります。 定期的に飲まなくてはならないジェネリックのお薬ならお店によっては料金のばらつきがあるようですので、研究してみてはいかがでしょうか?
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]
(日刊サン 2018.05.11)