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セントラル・パシフィック銀行 4千万ドルをかけ技術・施設改善へ

Bynikkansan

8月 3, 2019

セントラル・パシフィック銀行は、4千万ドルをかけ技術と設備改善を行う計画を発表した。 同計画は、「ライズ2020」と呼ばれ、ダウンタウン本店の活性化が主目的で、セントラル・パシフィック・ラボと呼ばれる新しいタイプの支店と技術学習センターの追加建設、中小企業の顧客と非営利団体のための共同作業スペースおよび会議とリテール・バンキング用の屋内外のベランダの建設、が含まれている。

 

ラボは来年初めに完成予定、本店は工事中も営業する予定で、2021年初めの完成を見込んでいる。 また、州全体に広がる35の支店と78のATMの技術的改良も下記のように計画されている。 新しいオンラインおよびモバイル・バンキングのプラットフォームの構築。これにより、顧客向けの銀行業務が簡素化・迅速化され、顧客に無料の財務管理および教育ツールが提供される。

 

2019年末から行われるウェブサイトの改良。そのcpb.bankのドメインは、最も高いセキュリティが確保される。 3.ATMの大部分を、現金の払い出し・預け入れ、小切手の預け入れ、が可能なフルサービスのATMに置き換える。 この投資は、同行にとって過去40年で最大の投資となる。

 

社長兼CEOのキャサリン・ノー氏は、「実店舗での銀行取引は減少し続けているが、ライズ2020による本店の改良は、現在の顧客、特に中小企業、により良い指導やネットワーク形成の機会を提供し、地域社会、従業員へのサポートの増強につながる」と述べた。

 

 

(日刊サン 2019.08.03)