アメリカ人で、夏休みにラスベガスに遊びに行くという人は結構多いものですが、ジリジリ焼けるような太陽に、スロットマシンや人混みでテンションは常に上がりまくりなので、リラックス＆デトックスできるスパはラスベガスには不可欠。今回はハワイの人達も大好きなラスベガスのスパ最新情報をお届けしましょう。
まずは、The Spa at ARIA。ラグジュアリーなアリアホテルにあるスパでは、岩盤浴、インフィニティセラピープール、ヒマラヤ塩でインフューズしたヘイローセラピールームなどがあって施設が大変充実しています。
Gemstone Journeyというコースを受けると、ソルトストーンマッサージの後に、ジェムストーンフェイシャルというコラーゲンとダイアモンドがちりばめられたフェイスマスク付きのトリートメントが受けられます。今、ベガスでは一番ラグジュアリーなスパと言われています。
Canyon Ranch Spaというスパもラスベガスで有名ですが、元々は1979年にアリゾナにオープンしたキャニオンランチという牧場で、ウェルネスリゾートとして知られていました。そのリゾートで体験できるプログラムが、ラスベガスでも試せるということで話題になりました。
12メートルもあるインドアクライミングウォール、フィンランド式サウナ、ハイドロスパ、クリスタルスチームルーム、イグルー、ハーブのドライサウナなどが楽しめるほか、Experimental Rainという雨に打たれているようなスチームサウナもあり、カリブの嵐、トロピカルレイン、クールフォグという3種類から選べます。
コスモポリタンホテルにある、The Sahra Spa and Hammamは、砂漠をイメージして作られたスパ。このスパの醍醐味は何といってもモロッコスタイルのハマムが楽しめること。マザーストーンと呼ばれる、大きな暖かい石の上でのスクラブやマッサージ、また二つのウイールプールにスチームルームも使えて、ワイルドなスパ体験ができます。
Spa AquaeというJW Mariottにあるホテルは名前の通り、水がテーマ。血流を良くしたりして炎症を抑える効果が望めるプールが色々あります。外にあるハイドロセラピーサーキット、スチーム、サウナ、プール、滝のシャワー、フロートプールなど、水を浴びてたっぷり保湿できます。
Mandalay BayにあるSpa Mandalayは、お城風のスパ。30ドルのデイパスを買うとレッドウッドサウナ、ウィールプール、ラウンジ、コールドプール、ユーカリのスチームルームなどがいつでも使えます。ここで人気なのは、シュガースクラブ、保湿効果に優れたフェイシャルやアロママッサージです。フィットネスセンターも優れていて人気です。
Voie Spa by Mandara at The Parisは、フランスの田舎風の雰囲気が人気。トリートメント自体はそれほど変わったものではないのですが、どれもフランスにインスパイアされていて、赤ワインを使ったりと工夫されています。パリスホテルにあるからというのもありますが、フランス好きの人にはオススメです。
ESPA at Vdaraは5つ星のトリートメントしか提供しないスパ。全てがカスタマイズされていて、生活スタイルのアドバイスなどもしてくれます。雰囲気はヨーロッパのスパといった感じ。人気なのは、On the rocks, Desert Roseというコースです。
Spa at Encoreで人気を集めているのが、Bodhi Massage and Visualization。これには、エナジーワーク、マッサージ、アロマセラピー、チャクラを整えるクロノセラピーが含まれています。Good Luck Ritualという漢方の考え方を取り入れた心身共に元気になるコースも人気です。
Qua Spa Las Vegasではローマ風風呂が体験できて、他にもハワイ、タヒチ、ネイティブアメリカン、インドのヒーリングを取り入れています。また、夏は摂氏40度以上の気温になってしまうラスベガスだからこそ試したいArctic Ice Roomでは、雪が降るアイスルームもあります。
そして、ホテルにあるゴージャスすぎるスパは予算に合わない！ という方は、Imperialという韓国スパへ行ってみましょう。入場料は25ドル、ヒマラヤンソルトケーブ、レッドクレイサウナ、ジェイドサウナなどが楽しめて、もちろん垢すりなどもできます。ハワイよりもちょっと割安で広いので、デトックスには最高かも！
自分にあったスパを見つけて、ラスベガスの夏を楽しんでみませんか？
写真・参考サイト：https://theculturetrip.com/north-america/usa/nevada/articles/the-10-best-spas-in-las-vegas-nevada/
Writer：内田佐知子
（日刊サン 2019.07.17）