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発砲スチロール容器、使用禁止へ ハワイ島

ハワイ郡では7月1日から、発泡スチロール製の皿や持ち帰り容器の使用が禁止となった。

 

このハワイ郡発泡スチロール条例は、「島内とその周辺の海の環境改善」を目的としており、2018年12月31日に施行されたマウイ郡の条例に続くものである。 発泡スチロールの容器は軽いので、風で運ばれゴミになり、また、生分解されず、動物に有害なマイクロ・プラスチックになる。

 

郡は、新条例制定のために中小企業諮問委員会を設置し、レストランや食品販売業者に認可された堆肥化可能な容器の使用を奨励していた。 すべての食品販売業者は7月1日から、リサイクル可能または堆肥化可能なプレート、ボール、カップ、食品容器を使用することが義務付けられた。

 

ストロー、カップの蓋、ナイフやフォーク、包装フィルムは含まれていないが、郡は「環境に優しい製品の使用」を奨励している。 また、肉類、魚介類、卵の包装容器も除外されるが、刺身とポケの容器は対象となる。 食品販売業者に対する罰金は、最初の違反で10ドル、2回目50ドル、3回目以降の違反で最大200ドル、となる。

 

詳細は、hawaiizerowaste.orgまで。

 

 

(日刊サン 2019.07.13)