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歩行者用信号、秒読み開始後の横断に罰金 他の新法も施行

複数の新しい条例が州の新年度の7月1日から施行された。その中に含まれる上院法案693号は、信号機のカウントダウン・タイマーが秒読みを開始した後に横断歩道に立ち入ると罰金を課せられるというものである。

 

カウントダウン・タイマーが秒読みを始めたら歩行者は横断歩道に入るのを止めなくてはならないことは既に法制化されており、上院法案693号は既存の法律の「明確化」である。 タイマーが秒読みを始めた後に通りに入った場合の罰金は130ドルである。

 

これ以外の新しい法案の一つである87号法案では、「不正に複製された」障害者用の駐車許可証を売買した場合は最大1年間の懲役となる。 また、別の新法では、宿泊の基本料金以外の追加料金(ワイヤレスサービスやその他のアメニティ利用など)に課せられ州ホテル宿泊税の徴収をホテルやリゾートに義務付けている。

 

そして、隣の敷地のアルビジアの木が自分の敷地に侵入している場合は、その物件の所有者は隣の敷地に入り当該のアルビジアの木を伐採できる、という新法も即日施行された。その木が危険であることを証明する文書を用意し、隣の物件の所有者に文書による事前通告が必要となる。

 

急成長するアルビジアは、ハワイ島では大きな問題となっており、風雨の際に倒れ電力線や家屋に大きな被害を与えている。

 

 

(日刊サン 2019.07.13)