ポリネシアン・ボヤジング・ソサエティは、1週間前にケープタウンから出港したホクレア号の航海の足跡を写真やビデオで公開し、彼らがニューイヤーを大西洋の真ん中で祝ったと報告した。
クルーたちは、大西洋上の満天の星空のもとカウントダウンを行い、「アヴァ・セレモニー」に従ってマストからライトを降し、お祝いした。
クルーメンバーはまた、40年間に亘ってインスピレーションとアロハを与え続けてくれるホクレア号と、この素晴らしい一年に感謝を捧げた。
アフリカから南アメリカまでの今回の航海は、これまでで最長の4300海里。南アメリカまでの航海中、停泊はたった一度で、1月初旬にブラジルから約1400マイル離れたセイント・ヘレナ島に立ち寄る予定となっている。
ホクレア号は、ブラジル到着後も「マラマ・ホヌア世界航海」を続け、アメリカ東海岸沿いの町を巡る前に、カリブの港に立ち寄り、世界海洋デーにあたる6月8日までに、ニューヨークシティーに到着する見込みだ。
ポリジネシアン・ボヤジング・ソサエティによると、ホクレア号は2013年5月にハワイを出発してから約4万5千マイルを旅し、11カ国46港に訪れたという。
今回の航海ではこれまでのところ、南太平洋、タスマン海、インド洋を渡り、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、オーストラリア、バリ、モーリシャスと南アフリカの国と港を訪れ、それぞれの国のコミュニティー、そして2万5千人以上の人達と繋がった。