イギリス人の好きな飲み物といえば紅茶。主にブラックティーをミルク付きかなしで飲むというのが定番ですが、最近はグリーンティー、ハーブティーなどいろんな種類が出てきてお茶のマーケットがオーバーフロー状態。
そんななか、イギリスでは今、空前のビタミンティーブームです。 紅茶のティーバッグにビタミンがプラスされているもので、グリーンティーが多いようですが、昨年、起業家のジェームス・ドーソン氏がTea+という会社で、多くの資金サポートを得てビジネスを始めたことでこのビタミンティーが一気にイギリスで広まりました。 ビタミンC、B6、B12、D、免疫力アップのもの、美容に良いものなど、様々なビタミンが含まれており、錠剤を飲むのが億劫だという人たちや、忙しくて十分なビタミンが摂取できないという人たちの間で、人気が出ています。
十分なビタミンを摂取するには、カップ2杯ほど飲まないと足りないですし、ビタミンティーに1日のビタミン摂取を頼るようなものではありませんが、どうせお茶を飲むのならビタミンが入っているものを飲んだ方がいいという考えで、売れているそう。イギリスのアフタヌーンティーなどお茶文化も、どんどん健康志向に変わっていくかもしれませんね。
写真・参考サイト:https://www.dailymail.co.uk/health/article-7202803/Now-bag-tea-vitamins-three-times-price.html
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2019.07.10)