「チャイナ・オーシャンワイド・ホールディングス」は、ウエスト・オアフのコオリナの土地約23エーカーを購入し、約2億ドルをかけて、高級ホテルと高級住居コンドミニアムを建設する予定であることを明らかにした。
642エーカーのコオリナ・リゾートを開発したリゾート・グループは、およそ百万平方フィートの土地を、不動産、ファイナンス、エネルギーやメディアなど様々な分野に投資を行っているこの中国企業に売却した。
開発には、150ユニットのコンドミニアムと、150部屋のホテルが含まれる。コンドミニアムから、ホテルのアメニティーへもアクセスも可能となる見込み。
また、商業テナントの誘致もプロジェクトの一部となっている。 「チャイナ・オーシャンワイド・ホールディングス」は、この二つのタワーに、どんな高級ブランドを誘致するかはまだ決定していないとしている。
現在ロサンゼルスとニューヨークで行っている開発プロジェクトに加えて、アメリカ市場で将来性のあるブロジェクトをさらに探し求めていると話している。
一方でオアフ島初となるフォーシーズンズホテル&リゾートは、コオリナ・リゾートの主要開発計画の一環として2016年春にオープンする予定で、この開発には、JWマリオットホテルの閉店とブランディングの再構築が必要とされた。
フォーシーズンズがハワイで最も人気の高い島オアフへの進出にあたってコオリナをそのブランド価値をもたらす最初の地に決定したことは、香港のシャングリラホテル&リゾートを含む高級ホスピタリティブランドの興味を大いにひいている。
この五つ星の高級ホテルは現在アジア太平洋、北米、中東やヨーロッパと幅広く事業展開しているが、オアフ島への展開は今回が初となる。