13日に開催されたホノルルマラソンで、ケニアの選手がレースを制した。
男子はケニアのフェリックス・キプロティッチ選手が2時間1分43秒の記録で優勝。キプロティッチ選手は、26.2マイルのレースの終盤で先頭集団6人の中から抜け出し、他の選手を突き放した。
キプロティッチ選手の記録は、ホノルルマラソン43年間の歴史の中で、2番目に早い記録となる。ディフェンディングチャンピオンのウィルソン・チェベット選手は、2時間12分46秒で2位となった。6人の先頭集団は、30km地点では1時間34分29秒から1時間34分31秒のタイムでその差はわずか2秒以内だった。
女子のディフェンディングチャンピオン、ケニアのジョイス・チェプキルイ選手は、2時間28分34秒で優勝。チェプキルイ選手は、中間地点を過ぎた地点でリードし、最初の25kmを1時間25分30秒で走った。
しかし、そこから5マイルもしない地点で、ルーシー・キリミ選手に7秒差まで追いつかれ、イザベラ・オチチ選手はキリミ選手の2秒後の3位につけていた。
3人は最後までこの順位のままでゴールし、キリミ選手はの記録は2時間28分55秒、オチチ選手は2時間29分44秒を記録した。 男子の車椅子部門では、副島正純選手が1時間33分12秒で優勝、吉田竜太選手が1時間33分29秒で2位となった。副島選手はホノルルマラソンで9度目の優勝となる。
この日警察は、ほとんどのランナーが通り過ぎるまで、ホノルル、カカアコ、ワイキキ、ハワイカイまでのホノルル東部の道を閉鎖した。
閉鎖区間はH1フリーウェイのワイアラエ・アヴェニューからアイナコアまでと、カラニアナオレ・ハイウェイの海側、そしてゴールがあるカピオラニパークに続く道が含まれた。
天候は晴れで、レースの序盤は緩やかな風が吹いていた。
風は午前中のうちに、南東に移動し、午後までにはより暖かく、湿度が高くなると予想されていた。