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【日刊サンコミュニティニュース】令和元年春の受勲  早瀬登元ハワイ明治会会長・ ハワイ一隅会会長「旭日単光章」受章

Bynikkansan

5月 23, 2019

令和元年5月21日、日本政府は令和元年春の叙勲受章者を発表し、カイルア在住の早瀬登元(はやせのぼる)ハワイ明治会会長・元ハワイ一隅会会長の「旭日単光章」受勲が公表された。  

早瀬氏は、ハワイ明治会会長として日系移民が心のより所としてきた明治の精神を伝承し、「明治元年 移民渡航の碑」や「鎮魂碑」を含むマキキ墓地の維持管理等を通して戦災死没者の慰霊並びに日系米国人及び在留邦人の福祉向上に尽力。日本と米国(ハワイ)の相互理解の増進に首尾一貫して取り組んでこられた功績に対する受勲となる。89歳の高齢で足を痛めながらも月に一回、カイルアの自宅からバスを乗り継いで、墓地の清掃や管理、供養に通い続けている。  

今回最高位の桐花大綬章には寺田逸郎前最高裁長官(71)が選ばれた。俳優の市村正親さん(70)、ジャズトランペット奏者の日野皓正さん(76)らには旭日小綬章が贈られる。  

受章者は桐花大綬章1人、旭日章991人、瑞宝章3233人で計4225人。女性の受章者数は401人、民間人は1984人で、いずれも03年の制度改正以降、最多となった。

 

(日刊サン 2019.05.23)