アメリカでは現在、CBD入りのスキンケアブランドや、食べ物や飲み物が大ブームとなっていますが、ハワイでは、CBD入りの食べ物や飲み物、痛み止めのジェルやスキンケアなどを規制しようとする動きもあるくらい。ハワイ州ではすぐにCBD入りの商品を撤収する予定はありませんが、CBD入りの商品が悪用されるようになれば、そういったことも考えているとのこと。
CBD自体は、大麻に含まれるTHCという精神昂揚作用がないので違法ではありませんが、それを買うには医療大麻と同様、処方箋がないといけないのでは?と、ハワイ州の保健省では疑問を掲げているそうです。
ところが、世界的にはCBDに対する反応は好意的。どんどん商品も増える一方です。先日は、ついにフランスでもCBD入りのフランス発のスキンケアブランド、「Ho Karan」が登場しました。
ローラさんというフランス人女性が、1965年から祖父と祖母に影響を受けヘンプを育ててきたそうで、その彼女が立ち上げたブランドです。Ho Karanとは愛しているという意味があり、このブランドからは石鹸、デオドラント、モイスチャライザー、エッセンシャルオイルなどを販売しています。 ひとつひとつ製品を丁寧に作っているローラさん。
ブランドでは大量生産をしたり、セール販売をすることはないと語っています。フランスでもエココンシャスなものを求めるトレンドがあるので、スキンケアにもこのようなナチュラルでリーズナブルなものを求める消費者が増えているようで、これからフランスを初め欧州でもCBDがどのような展開をしていくかは、注目したいところです。
写真・参考サイト:https://hokaran.com/
https://www.trendhunter.com/trends/ho-karan
Writer:内田佐知子
(日刊サン 2019.05.15)