州は、再生可能エネルギー用設備の購入を支援する新しいプログラムを開始した。
イゲ知事は4月8日、中小企業や非営利団体、住宅所有者・賃貸者の「グリーン・エネルギー」設備設置のための資金調達を容易にするための、グリーン・エネルギー・マニー・セイバー($aver)計画(GEM$)を発表した。 「この計画によって、全ての州民が化石燃料消費や温室効果ガス排出の低減に貢献する機会を持つことができるようになった」と同知事は述べた。
ハワイ・グリーン・インフラ公団(HGIA)のウェブサイトによると、申請者は、太陽光発電パネル、太陽光温水器、太陽光発電パネル温水器、ヒートポンプ式温水器を前払い金なしでの設置が可能になる。 申請が承認された場合は、設備設置の資金は直接設置業者に融資され、申請者は毎月の電気使用料金とともにこのローンの返済金を分割払いすることになる。ローン期間は20年で、利息は年5.5%である。 このローンは、だれでも申し込めるが、特に低所得者を対象にしており、年収とクレジット・スコアーは、審査基準には含まれない。 承認のために2つの要件があり、その1つはハワイ電力、マウイ電力、またはハワイ島電力のいずれかの顧客で、最近サービス中止通知を受け取っていないこと。
2番目は、申請者の推定節約月額と毎月のローン返済額が、設置前の月額料金の10%以上であることである。 HGIAはGEM$プログラムの申請の受付の開始は6月、承認は12月になる予定であるという。
(日刊サン 2019.04.20)