Study in Hawaii|ハワイで学ぶ
Intelleyou Learning Center 塾長のダレン・ミヤモトさんに聞きました!
子どもの夏休み、ベストな過ごし方 Vol.1
ハワイの夏休みは、6月1日から7月31日までの2ヶ月間。子どもがいる家庭では、毎年、長い夏休みをどのように過ごし、活用するのが良いか頭を悩ませているのでは?
夏休みは、心身ともに成長期にあるお子さまにとって、しばらくの間学校から離れ、家庭で過ごす環境の変化を経験する大事な期間です。新学期からの勉強や学校生活も、夏休みをどう過ごしたかで変わってくることもあります。
勉強だけでなく、長い休みだからこそできるアクティビティなどへ積極的に参加し、経験値を上げてあげることも大切。今回は、夏休みを控えた子どもと、家族での休み中の過ごし方について、2003年からIntelleyou Learning Centerを経営する塾長のダレン・ミヤモトさんにお話を伺いました。2回に分けて紹介します。
スムーズな新学期を迎えるために…
ダレンさんは、幼稚園から12学年まで幅広い年齢の子ども達の課外学習を指導する教育のエキスパート。まず、夏休みの間、子どもにはどんな風に勉強をさせてあげればよいのかが気になりますよね。ダレンさんは、「大切なことの1つとして、学習習慣をつけておくことです。新学期からの授業に入りやすくするために予習と、それまで学校で習ったことを忘れないための復習を、毎日少しずつでもいいので継続することが大事です」と言います。
夏休み中、復習・予習を習慣にしていた子どもとそうでない子どもでは、新学期からの授業や学校生活をスムーズにスタートできるかに、大きな差が出るのだそう。また、久しぶりに受ける授業の内容についていけると、休み明けの環境の変化に対するストレスも感じにくくなるため、学校生活にも戻りやすくなるといいます。アスリートが試合に向けて日々練習するように、次の学年へ向けて少しずつ慣らしておくことが重要なのですね。
長時間、机に向かった方がいいの?
夏休み中の勉強方法としては、年齢や性格によっては、家庭で勉強をサポートしてあげることも大事です。夏休み期間中だけでも、塾に通わせてみてもよいかもしれません。
「当校にも、夏休みだけ受講する子どもさんが多くいらっしゃいます。休み中に受講した成果が出てきて、そのまま塾での学習を、新学期が始まってからも継続させたいと思う親御さんも多いですね」とダレンさん。
「多くの場合、週3日、1日に受ける授業の時間は1、2時間です。日本の塾などに比べると短いように感じるかもしれませんが、それ以上長いと大抵の子どもさんは集中力が切れてしまい、意味がなくなってしまいます。短い時間でもしっかり集中して行うやり方が、時間の無駄もなく、効果的と考えています」(Vol.2に続く) 取材・文 佐藤リン友紀
Darin Miyamoto
Intellyou Learning Center塾長。2003年に開校し、幼稚園から高校生までの子供たちの個別指導を行う。学校での勉強のフォロー、試験勉強対策、SSAT、SAT、ACTなどの準備も行う。(808-946-5500)
(日刊サン 2019.04.12)