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ホノルル広島県人会 2019年総会・新年宴会開催 10日、ハワイ日本文化センター

Bynikkansan

3月 26, 2019

ホノルル広島県人会総会・新年宴会が、10日、ハワイ日本文化センターのマノア・グランド・ボールルームで開催された。

会には、広島にゆかりのある日系人を中心とした約130人が参加。またゲストとして、ブライアン・タニグチ上院議員、ハワイ大学マノア校教授・デニス・オガワ博士らが臨席した。

会場内には、広島のお好み焼きソースとしてお馴染みの「オタフクソース」の旗や、広島観光のパンフレット、県人会の活動内容を紹介するパネルなどが展示された他、オリジナルグッズの販売なども行われた。参加者たちは、会場入り口で新年の御神酒として配られた広島の日本酒「賀茂鶴ゴールド」やビュッフェ形式の昼食を囲みながら、日曜の午後のひと時を楽しんだ。

 

ブライアン・タニグチ上院議員
 

 

総会の幕開けに挨拶をしたウェイン・ミヤオ広島県人会会長は、「今日はホノルル・フェスティバルや駅伝などのさまざまなイベントが行われている中、こうしてお集まりいただいたことに感謝いたします」と述べた。昨年2018年に行われた県人会の活動報告として、役員らが、えひめ丸慰霊碑と、モイリイリ三角公園の「広島・ホノルル友好鳥居」の清掃、アラモアナ・パークで行われた恒例のピクニックや、オハナ・フェスティバルで行われた「お好み焼きプロジェクト」などの内容を伝えた。

 

ウェイン・ミヤオ広島県人会会長
 

 

続いて、県人会主催の留学・奨学生プロジェクト奨学生のセリ・ナカムラさんが、スライドを用いたプレゼンテーションを行い、広島へ留学した際の体験談を披露。また、新年会恒例の90歳以上の会員の紹介の中で、97歳のシズエ・イシハラさんと100歳になったイサオ・シバタさんに表彰状が贈られた。

その後宴会の幕が開き、広島の反戦歌『一本の鉛筆』のカバーで有名な歌手、真木洋介さんが乾杯の音頭をとった。

 

広島での留学体験談を披露する奨学生のセリ・ナカムラさん
 
今年100歳を迎えたイサオ・シバタさん
 
97歳を迎えたシズエ・イシハラさん
 

 

乾杯の音頭をとる歌手の真木洋介さん
 

 

県人会の未来を担う子供たちも参加
 
 
会場入り口では、お神酒として広島県の銘酒・賀茂鶴ゴールドが振舞われた
 
会場内には県人会の活動内容を紹介するパネルを展示
 

 

1955年に創立されたホノルル広島県人会は、今年で64年目を迎える。2019年の活動として、3月24日のカカアコ・ウォーターフロント・パークなどの清掃、7月28日のアラモアナパークでのピクニック、8月6日にダウンタウンの出雲大社で行われる広島平和記念式典などが予定されている。

その他詳細はFacebookページ「Honolulu Hiroshima Kenjinkai」へアクセスを。 (取材・文 佐藤リン友紀)

(日刊サン 2019.03.27)