日本の鉄板焼きをパフォーマンスたっぷりに演出し、マンハッタンから世界に広げたBenibanaの創業者、ロッキー青木氏。現在、世界に110店舗以上あり、青木氏亡き後、妻の恵子さんがCEOとして事業を拡大している。
ハワイでもヒルトンハワイアンビレッジ内に店舗を構え、連日連夜、人気の店として賑わっていたが、昨年末に店名を『Rocky Japanese Steak Teppanyaki』と改め、ローカルの食材を使うなどグレードアップ。
大きな鉄板の周りには椅子が8席、広い店内にはそれが24テーブル182席もあるが、夜はどんどん席が埋まっていく。シェフが鉄板の前に立つや、ナイフやフォークを楽器のように奏でたり、焼かれた海老が宙を舞い、お皿にストンと着地したり。ジュージュー焼かれる野菜やシーフード、そしてメインのお肉など、大人も子どもも大喜びのディナーとなる。
1つの鉄板で食事をするゲスト達は、最初は知らない者同士でも、シェフのパフォーマンスに興じ合ううちに打ち解け、楽しい会話が生まれてくる。
そんなハワイの『ロッキーテッパンヤキ』に3月19日、恵子CEOがニューヨークから駆けつけ、オリジナルロコモコメニューの発表レセプションを催した。揚げたての海老てんぷらが添えられたロコモコプレートと、なんとびっくり、ロコモコラーメンの2品だ。
これらはランチメニューとしてサーブされ、ラナイのテラス席で食べることができる。道行く人も、思わずインスタアップしたくなるかも! フリーパーキングのサービスもあるから、一度訪れてみてはいかが! (取材・文 奥山夏実)
ロッキー・ジャパニーズステーキ・テッパンヤキレストラン
(Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort)
【営業時間】ランチ 11:30〜14:00、 ディナー 17:00〜22:00
【TEL】 808-955-5955
【ウェブサイト】 rockyteppanyaki.com
(日刊サン 2019.03.27)