内務省は、ジャック・ジョンソン氏と協力して、「エブリキッド・イン・ア・パークプログラム」のもと、ハワイの4年生の生徒たちが国立公園を訪れる機会を作っていく。
ジョンソン氏と妻のキムさんは、主催する「コクア・ハワイ・ファンデーション」を通して、フィールドトリップにかかる10万ドルを資金提供し、ハワイ州内にいる1万7千人の4年生全員が参加できるようにすることを目指すと約束した。
キム&ジャック・ジョンソン夫妻は、2003年にハワイの学校とコミュニティの環境教育を支援する機関を立ち上げた。
今回の寄付は、ホワイトハウスが4年生の生徒たちが家族やクラスメートと一緒に、自然公園やその他の連邦政府の所有地や海などに無料で行けるようにとはじめた「エブリキッド・イン・ア・パークプログラム」への支援となる。
「ジャック・ジョンソン氏の寛大な支援と自然保護に対する献身のおかげで、ハワイの4年生たちは、すぐ近くにある連邦政府所有地を訪れることができるようになるのです」と内務省事務局次長のマイケル・コナー氏。
200人以上の生徒たちが、ノースショアのジェームス・キャンベル国立野生生物保護区で、ビーチクリーンやアホウドリの解剖、野生植物の回復といった実地教育に楽しく参加した。
学生たちは、絶滅危惧種の水鳥やウミガメ、さらには水亀やキイロスズメバチの生息地の保全について学んだ。
それぞれの生徒とその家族は、2000以上の自然公園や野生保護施設、国立森林公園や草原を含んだ連邦政府の所有地や海へ無料で入場できる「エブリ・キッド・イン・ア・パーク」の年間パスを支給された。
4年生の生徒たちがウエブサイトwww.everykidinapark.govにログインし、ペーパーパスを取得するには、教育のためのアクティビティーを完了しなければならない。学生たちは全米中の連邦政府の所有地で、ペーパーパスから丈夫なパスに交換することもできる。