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カカアコにアントレプレナー向け施設がオープン

Bynikkansan

3月 16, 2019

ハワイでの起業を支援する「アントレプレナーのサンドボックス」と呼ばれる、州立ビジネス・インキュベーション・センターが3月6日、カカアコのハワイ地域開発公社が所有する駐車場の一部にオープンした。同施設は、730万ドルの連邦、州、民間の資金で作られた。

2階建ての同施設には、共同作業、デジタル・メディア制作、制作ラボ、会議、ビデオ会議、オフィス用のスペース ; 3Dプリンター、レーザー・カッター、ハイテク機器などでモノを制作するための「メーカリー」、が備えられている。1万3500平方フィートの同センターには家具や備品が全て揃ってはいないが、4月からイベントを開始する。ハワイ大学医学部・癌センターの隣に位置する同センターはハワイのハイテク部門の強化に役立つと期待されている。

このプロジェクトに5年以上携わってきたハワイ・テクノロジー開発社(HTDC)が同センターの運営を行う。HTDCが、議会から300万ドル、連邦経済開発局から300万ドルを調達し、地元の開発業者スタンフォード・カー社が130万ドルを寄付し、建物を建設した。

 

(日刊サン 2019.03.16)