1月のハワイ州の季節調整済みの失業率は2.7%に上昇した。これはこの2年間で最高のレベルである。州労働・産業関係局が3月8日発表したデータによると、1月の失業率は、先月より0.1ポイント上昇し、また前年同月より0.4ポイント上昇した。
しかし、ハワイの失業率は依然として歴史的な最低水準に近い。去年の4月と5月には、ハワイの失業率は2%に低下した。これは、1976年以来の記録である。しかし、失業率はふたたび上昇の気配を見せている。いくつかの指標が州の経済成長の鈍化を示唆しているが、失業率は依然として全国平均よりも良い。全米の季節調整済み失業率は、12月に3.9%、1月に4.0%、であった。
ハワイ州においては、1月に65万8500人の雇用が創出された。12月の67万7700人、2018年1月の67万9850人からは減少している。州全体の失業者数は1月に1万8000人に増加した。12月は1万7650人、2018年1月は1万5350人であった。1月のハワイの労働力 (雇用者数と失業者数の合計)は、12月の67万7700人、前年同月の67万9,850人、より減少し67万6500人となった。
(日刊サン 2019.03.16)