バンクオブハワイは、バロン社が2月8日に発行した雑誌、2019年「最も持続可能な(most-sustainable)100社リスト」、に選ばれ、米国の金融機関の中で4位、全ての業種の会社の中で40位、にランク付けされた。ハワイで選ばれたのはハワイ銀行だけである。
バンクオブハワイの会長、社長兼最高経営責任者(CEO)のピーター・ホー氏は、声明の中で「米国の最も持続可能な企業として認められることは名誉なことである。太平洋諸島にある企業として、私たちは持続可能な試みをすべての活動に取り入れるべき大きな責任があり、その姿勢は、我社従業員の日ごろの行動に反映されている。再生可能エネルギー・プロジェクトへの融資、デジタル化による紙媒体の削減、エネルギー効率向上のために支店・事務所での太陽光パネル使用の拡大、環境保全を目的とする地域社会でのボランティア活動、などである」と述べた。
バロン社は、ランキング決定のため、カルバート・リサーチ&マネジメント社と提携し、1,000社の米国上場企業を株式市場価値で分析し、200を超える主要指標と、環境・社会・コーポレートガバナンスに関する28の課題を調査し、採点した。次にカルバート社は、データを5つの主要なカテゴリー(株主、従業員、顧客、地球、コミュニティー)に分類した。株主のカテゴリーには、取締役会の構成や会計方針などの項目が含まれている。従業員のカテゴリーには職場の多様性と労使関係が含まれ、顧客のカテゴリーにはビジネス倫理と製品の安全性、 地球のカテゴリーには温室効果ガスの排出量、コミュニティーのカテゴリーにはサプライチェーンに沿った社会貢献と人権、が含まれている。
(日刊サン 2019.02.23)